11.05.2013

INDEPENDENT SHIRTS

シャツ選びの時に大事にすることは何でしょうか?
色、柄、襟型、身幅、袖丈、着丈、着心地あたりでしょうか、一般的に。
あとは、生産国も気になることもありますね。
じゃ、生産者を気にしたことありますか?普通、ないですよね。ないです、普通。
でも、その作り手がはっきりしてるブランドがあります。以前にも紹介してますが・・・



TRAILERです。現在、熊本を拠点に製作、販売をこなす吉田義貴氏のブランド。
作り手が見えるめずらしいブランドです。大体、工場で作りますもんね。
私が展開しているブランドの中でも一番直接お会いして話をしている方でもあります。
現在、お店には4ブランドのシャツがありますが、それぞれ違います。
生地、襟型、縫製、パターン、どれをとっても全く違います。
その中でもTRAILERが一番独特のものを持っていると思います。


メンズ&レディースで展開をしています。一応レディースが0,1,2,3で
メンズがS,M,Lのサイズ展開になっています。trunkでは0,1,S,M展開です。
播州織の白無地、グレーのロンストでスタートしております。
もともとTRAILERでは海外で見つけてきた生地、国内の生地含めて豊富にあります。


ココんちの最大の特徴と言っていいのが襟型。何パターンかあるうちでtrunkが
選んだのがTRAILERを代表するこの二つの襟型です。
最初の写真がメンズ、この写真がレディースです。小襟のワイドスプレッド。
レディースに関してはかなり外側に寄せているのでウィングカラーの変形にも
見えます。新鮮ですよね。ボタンとめてもあけても素敵です。


背中で語るのは男だけではありません。女性もたまには語りたいものです。
ヨーク部分と背中心部分のシームに布を当てています。これが自然とTの字になって
ちょっとしたデザインになっています。また、襟の後ろ部分も普通のシャツとは
違います。と言いますか、セオリー通りではありません。台襟の付け根部分が
見えてます。通常、ここは隠す、隠れるのがセオリーなんです。
固定概念をちょっと崩す。そういうポイントがたくさんあります。
また、計算されたかのように上襟のラインに沿って台襟部分にステッチが入っています。


剣ボロ、カフスも角落としで襟元も角落とし。後ろ襟まわりと裾まわりだけラウンド。
このバランス感がいいです。鋭角的な部分が多い中にある曲線。どちらも引き立ちます。
ステッチをいれる位置も工場で作られるものよりも幅があるため余り生地のところが
波打ちます。着込んで洗い込んでいくと風合いが出てきますね。

これらすべてに言えるんですが、どこか計算されたアーティスティックな
シャツなんです。遊びがあるというか、試しにやってみた的な。
工場生産のものは真面目で綺麗です。それとは逆を行く仕上がりに魅力を感じています。
雑という意味ではありません。仕上がりは非常に綺麗なシャツです。
しかも、肌触りがいい播州織のブロード生地で。
このギャップが魅力をさらに引き立たせていると思います。

ちなみに以上のことは私個人の見解です。trunkのフィルターを通してTRAILERを
皆様にご紹介しております。あしからず。

普通に白シャツを買い足したいという方にはぴったりなシャツです。
そして、おそらく次の一枚が欲しくなります。そんなシャツです。
今後少しずつ展開を増やしていく予定ですが、まずは基本の白ということで。
独学でシャツ作りをスタートされてるというのもあってほんとどこにもないシャツ
だと思います。作り手が見えるシャツ、ぜひ袖を通されてみて下さい。

Mens Shirt
size:S,M/ material:cotton/ color:white,grey stripe/ price:13,000yen+tax

Ladys Shirt
size:0,1/ material:cotton/ color:white,grey stripe/ price:13,000yen+tax

Ladys Long Shirt
size:0,1/ material:cotton/ color:white/ price:16,000yen+tax

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trunk Tel 092-726-6605

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